【オートレーサーマシン図鑑86】中田義明(51)川口・19期

 ベテラン・中田の愛機名は「プッカプカ」。これは「娘が付けたもの」という。「もうこの名前になって10年くらいかな。まだ娘が小学生の時に付けたから。インパクトがあっていいと思って」。その前もセーラームーンをもじったS・ムーンや、息子が付けてくれたモモタロウで走っていたそうだ。車名は子供が付けたもので走っている。

 息子はボートレーサーの中田竜太。「たまに実家に帰ってくる」そうで話すこともある。「息子の嫁(浜田亜理沙)のほうが乗りっぷりがいい。ただいつもF2とか事故が多いんだよ」とレースをチェックしている。

 息子の活躍はうれしいが、自身は不振のトンネルから抜け出すところだ。一昨年、落車してから「乗り味に違和感がずっとあった」。昨年もその違和感をなくすため、パーツやフレームをいろいろ替えたが直らないまま。昨年6月、苦しんで臨んだ中のレースで、フロント周りを扱ったら「車が寝かせられない」ほどの乗りにくさが解消されたという。

 戦える状態になりオヤジも負けてられない?「いや、オヤジは食える分を稼げればいい」と謙遜する。愛機は上向き、そして雨巧者でもある。軽視は禁物。車券を買うときには一考を。 


☆なかだ・よしあき=1962年8月18日生まれ。栃木県出身。85年6月27日選手登録の19期。優勝回数は8回。同期は片平巧、岡部聡、湯浅浩、伊藤幸人、柴山信行、須賀学ら。血液型=O。