競輪選手養成所(静岡県伊豆市、所長=神山雄一郎)に第131、132回生が入所した。小岩虎ノ介(18=大分)は輪界屈指のファイター・大介(90期)を父に持ち、高校時代から活躍している有望株だ。

「物心ついたころには競輪がありましたし、保育園とか小学生の初めは自転車に乗っていて、その後は野球。高校に入るタイミングで自転車競技部に入り、競輪選手を目指そうと」

 父の姿を見て「競輪にはいい部分もあるし、落車とか厳しい部分もある。簡単なことじゃないけど、応援してくれて」と覚悟を決めて臨んできた。

 別府翔青高校時代には高校選抜で1キロメートルタイムトライアル優勝を飾ったが「その後にタイムが下がっていったので悔いが残った」と話す。そのため養成所では「ゴールデンキャップの規定タイムも早くなったんですが、大分の先輩の沢田桂太郎(129期)さんが偉大なタイム(1分3秒96)を出してくれたので、それに近いタイムを出していければ」と定めていく。

 実戦に関しても「ケイリンは高校でも走ってましたし、レース系はとても面白いと思う」と、性格は父譲りで闘争心にあふれる。加えて「ただ強いだけじゃ勝てないというのも面白味と思う。ラインの先頭で戦える選手になりたいです」と意欲的。大分を、九州を代表する選手になっていく。