阪神が3日に球団史上初となるセ・リーグ連覇を果たした。マジック1で迎えた同日のデーゲーム・広島戦(マツダ)には4―6で敗れたが、2位・巨人もその後に行われたナイター・DeNA戦(東京ドーム)に敗れたためこの瞬間、猛虎の2年連続8度目のVが決定した。
広島市内の宿舎に待機していた藤川球児監督(46)は、報道陣の前に姿を現すと第一声で「苦しかったですね」と率直な心境を明かす。涙で声を詰まらせながら「良かったです…。まずは…。ちょっと待って…。去年とやろうとしたことは同じだった。自分も現役の時に成績を残していたのですが、どうしても最後、重責を背負ってそれが苦しくて、敗れ去ってしまったので。成績を出している選手たちが苦しまないように、とにかく選手たちの責任を引き取ってあげるようにした」と、苦労続きの指揮官2年目を振り返った。
「たびたび自分の心や体を痛めることもあった。地位や名誉を捨てて、とにかく責任を背負う。みんなの心を軽くしたかった。それが実を結んだと思います」。139試合目にして手にした栄冠を静かにかみしめた。












