サッカーのなでしこジャパンは2日、愛知・名古屋アジア大会サッカー女子決勝(エコパ)で北朝鮮と対戦し2―2で延長戦に突入した。

 先手を打ったのは日本だ。前半32分、FW真実(広島)が相手のゴール前のこぼれ球に反応し、右足で先制弾を奪った。ところがその後は2失点を許す展開に。後半2分にMFジョン・クム、同24分にMFジョン・リョンジョンに得点を奪われた。

 このまま試合は終わると思われたが、同41分、FW西尾葉音(大宮)がペナルティーエリア中央から右足で同点弾を決めた。

 さらに、この日はうれしい知らせも。1次リーグ初戦から静岡・エコパスタジアムで試合を行っていた会場に、この日は6243人と今大会最多のファンが駆けつけた。

 同会場は、2002年日韓W杯や19年ラグビーW杯日本大会で使用された5万人収容規模のスタジアム。しかし、今大会でタイとの1次リーグ初戦(9月14日)は1202人、ベトナムとの同第2戦(9月17日)は1029人、台湾との同最終戦(9月21日)は3679人人だった。

 さらに、決勝トーナメント進出後は、フィリピンとの同初戦(9月25日)は1084人、韓国との準決勝の日韓戦(9月29日)は998人と今大会で最も少なかった。

 前回の試合とは一転し、両チームの多くのファンに見守られた一戦となった。