バスケットボールとWWEの殿堂入りを果たしたデニス・ロッドマン氏が今週後半、中間選挙の応援でオクラホマ州デュラントを訪れるトランプ大統領に合流する見通しだ。同市はロッドマン氏の大学時代のゆかりの地。トランプ氏は、北朝鮮の金正恩総書記とのさらなる対話を検討している。米紙ニューヨーク・ポストが29日、報じた。
関係者によると、2013~17年に少なくとも5回訪朝したロッドマン氏は、デュラントで開かれる選挙関連のイベントに参加する予定だ。同氏は1980年代半ば、同市にあるサウスイースタン・オクラホマ州立大学に通っていた。
ロッドマン氏に近く、ホワイトハウスの訪問計画を知る関係者は、同紙に対し「中間選挙後、トランプ氏は再び北朝鮮に目を向け、金正恩氏についての話を始めたいと考えています」と語った。
ロッドマン氏は、自分が北朝鮮と米国をつなぐ親善大使だと考えているという。関係者は、トランプ氏が今後の対応を検討するため、さまざまな意見を求めているとし、「その主要な相談相手の1人がデニスなのです」と明かした。
ただ、トランプ氏の過密な選挙応援日程は直前に変更される可能性があり、ロッドマン氏が大統領と並んで壇上に立ち、発言するかどうかは不明だ。ホワイトハウスとロッドマン氏の代理人は、同紙のコメント要請に回答していない。
ロッドマン氏は、デトロイト・ピストンズとシカゴ・ブルズで計5度のNBA優勝を経験。バスケットボール史上屈指のリバウンダーと評価されてきたが、コート外での奇行が、競技での実績以上に注目されるようになった。
金氏は、大のバスケットボールファンとして知られる。スイスの寄宿学校に通っていた当時、黄金期のブルズを熱心に追っていた。ロッドマン氏は、金氏を「生涯の友」と呼んでいる。
ロッドマン氏は、トランプ氏とも長年の付き合いがある。関係の始まりは、2009年にトランプ氏のテレビ番組「セレブリティー・アプレンティス」のシーズン2に出演したことだった。
トランプ氏は先月、記者団に対し、年内に金氏と「会うことになる」と述べた。しかし、北朝鮮側はこの構想に冷淡で、核兵器の放棄を説得しようとしても無意味だと警告している。
トランプ氏は11月中旬、東南アジア諸国連合(ASEAN)とアジア太平洋経済協力会議(APEC)の年次会議に合わせ、中国と、場合によってはフィリピンも訪問する見通しだ。このため、訪問に合わせて金氏との会談も行うのではないかとの臆測が出ている。
トランプ氏と金氏は、トランプ氏の大統領1期目に3回会っている。しかし、昨年の2期目就任後は、まだ会っていない。












