28日に最終回が放送されたフジテレビ系ドラマ「GTO」で、ヒロイン「柏原先生」が好感を呼んでいる。功利的かつクールな若手教師が主人公・鬼塚(反町隆史)の言葉に熱く涙するまでの変わりようを生見愛瑠が好演した。

 私立誠進学園高校の1年B組副担任として、担任の鬼塚と日々接した柏原。第1話でギリギリ出勤を咎められると「星占いが良くなかったから一瞬、来るのをやめようと思ったんですけど…」と言い放ち、平然としていた。それが最終回では、事件に関与した生徒をかばって学校を去る鬼塚が生徒一人ひとりにかける言葉を教室外で聞き、目を潤ませるまでに。最後は鬼塚を思いとどまらせようと駆け出した。

 Xには、「鬼ッチの言葉聞いてる柏原先生の表情いいなぁ」「柏原先生美しい涙」「生徒が成長したのはもちろんだけど1番変わったのって柏原実央な気がする」「柏原先生がどんどん『グレートティーチャー』になっていく様がまさにグレートでしたね」と感銘の声が寄せられた。

 演じ手にも「さすがめるちゃん涙の演技」「初の教師役でも心情の変化を演じ切る姿は流石でした」「このドラマは『めるる』の演技が光ってました」などとXで生見への称賛が寄せられた。

 ドラマは、問題なり悩みを抱えた生徒に鬼塚が破天荒な行動を起こし、その〝とばっちり〟が能力はあるが熱意に欠ける柏原に及ぶという構図で展開する。柏原はもっぱら鬼塚へのリアクションが中心となる、難しい役だった。

 冷たい表情や面倒寄せ付けないオーラ、突き放すような口調、心の内を読ませない振る舞い…。それらが熱血・鬼塚に返し技として向けられた。こうした局面でのリアクションのほか、次第に鬼塚に〝感化〟されていく大きな流れでのリアクションも。劇中「鬼塚先生みたいになった」と言われたように〝鬼塚化〟も見せていく。

 それを物語る1つが、1話の職員室で「教師にしてはちょっと…」とやんわり言われた服装。濃いオレンジや緑など派手な色使い、四段カラーのロングスカートなどモデル風ファッションがシンプルかつ淡い色彩の装いに。鬼塚同様のTシャツも増え、最終回では黒い革ジャンで担任として教壇に立った。

 鬼塚に振り回された柏原。〝バディー〟がいなくなると一転、教卓に両手をついて貫禄を示し、生徒のリアクションを導く側に回っていた。