ボクシングWBC世界バンタム級王者・井上拓真(30=大橋)が、那須川天心(帝拳)との再々戦の可能性を否定した。
ボクシング4大世界タイトルマッチ(27日、トヨタアリーナ東京)が行われ、WBC世界バンタム級王座戦は、拓真が那須川を3―0の判定勝ちで退けてV2を達成した。
「これで最後だ。」というキャッチコピーのもと開催されたこの日の大一番は、約10か月ぶり2度目の顔合わせ。2戦連続で拓真が勝利するという結果になったが、試合直後のリング上で王者は「天心選手が他の団体のベルトを取れば、第3戦もあるんじゃないですか」と、次なる激突の可能性をにおわせていた。
しかし、その後の記者会見で今後の展望を問われると「今のところは何も考えていない。ちょっと今はもう休みたいんで」と素直な心境を吐露。続けて「(3回目は)ないかもしれない。『これで最後だ』って言われたんで、これで最後です」と語った。
さらに報道陣から「(那須川がベルトを)集めてきたら?」と食い下がられても「いや、これで最後です」ときっぱり。同席した陣営の大橋秀行会長も「3度目はないな」と同調した。
多くのボクシングファンを熱狂させた両者のライバル関係は、この夜をもって完全決着を迎えたのかもしれない。












