J1川崎のFW小林悠が23日、川崎市内で会見を開き、12月いっぱいで現役を引退することを発表した。
この日39歳の誕生日を迎えたストライカーは、引退の決め手を「自分自身のことを自分が信じきれなくなったのが一番大きい。気持ちでプレーしている部分が多かったので、それができないのなら選手を退く時なのかなというふうに思った」と説明した。
支え続けてくれたサポーターへの思いもあふれた。「ここ数年はプレーできない日々が続いたが、僕が出ないのに11番のユニホームを着て応援してくれる姿を見ると、何回でも『頑張るんだ』という気持ちになれた。自分が自分を信じられなくなっていたが、それでも自分を信じてくれるサポーターがいたからここまで来られた」と涙ながらに告白。「最後3か月、どんな形でもゴールする姿を見せて、感謝の気持ちを見せたい」と有終の美を飾ることを誓った。
決断にあたっては、クラブOBで現在はヘッドコーチを務める中村憲剛氏に相談したといい「憲剛さんが『百年構想でやめるは違うんじゃないか。もし1年頑張れないなら半年でも』と言ってくれたのはすごくありがたかった」と明かした。
2人は2010年から20年までピッチ上で苦楽をともにしてきた戦友。小林は「憲剛さんは現役中も引退してからもいつも話し相手になってくれた、一番自分のことを理解してくれている人」と信頼を口にし、「自分が引退するとなってやっぱりあの人はすごいとなった。僕は体もボロボロでやりきってやめるが、(憲剛氏の時は)みんな『まだできるじゃん』と思った。僕より上の40であんなにやっていて、ダブルですごいなと思った」と改めてレジェンドに敬意を払った。
また登壇はなかったものの憲剛氏も会場を訪れ、温かいまなざしで後輩の会見を見届けた。












