英シンガー・ソングライターのエド・シーラン(35)が、ツアーを巡る騒動で「ひどく落ち込んでいる」と報じられている。理由は、親友で米ラッパーのマックルモア(43)がステージ上で「パレスチナに自由を」と訴えたことから、シーランのツアーから外されたことだった。
シーランは現在、「LOOP Tour(ループ・ツアー)」の最中だが、マックルモアの降板を受けてチケット価格が急落するなど、ツアーは大きな影響を受けている。さらに、マックルモアに連帯を示す形で、米歌手ビリー・アイリッシュの兄でシンガー・ソングライターのフィニアス・オコネルやアイルランド出身フォークバンドのベオガを含む4組のオープニングアクトが次々と離脱。ツアーは一気に混乱状態となっている。
シーランは声明で「自分はマックルモアの降板に関与していない」と強調。「イスラエルとパレスチナの衝突には心を痛めている」としながらも、「ツアースタッフやサポートミュージシャンたちを見捨てることはできない」として、ぎりぎりのところでツアー続行を決めた。
英紙デーリー・メールによると、シーランは今回の騒動で自分が批判の矢面に立たされていることに激怒し、さらに「友人たちに裏切られた」と感じているという。
関係者は同紙に、「この騒動がツアーに重くのしかかり、エドは深く傷つき、憤っている。彼は温厚だが、言うべきことは言うタイプ。今回の状況には本当に腹を立てているはずだ」と慮った。
マックルモアは今月、ニュージャージー公演でガザや占領下のヨルダン川西岸について言及し、パレスチナ支持を呼びかける自身の曲「Hind’s Hall」を披露。ステージにはガザの惨状を映した映像が流れ、観客に強いメッセージを投げかけた。翌日の公演でも「イスラエル批判はユダヤ人批判ではない」と主張し、平和と尊厳を訴えていた。












