名だたる落語家たちが18日、大阪・国立文楽劇場で開催中の大阪国際文化芸術プロジェクト「第七回 大阪落語祭」(23日まで)の口上に出演後、取材会に出席した。
同公演は、発祥から300年の歴史を有する大阪の文化芸術を代表する伝統芸能のひとつ「上方落語」のさらなる発展と次世代育成を目的とし、さらに落語の魅力を全国へと発信しようというもの。この日は桂文珍、桂南光、桂文枝といった大御所も登壇する豪華な1日となった。
この日のトリ(最後の出演者)を務めた文枝は「今年、満83歳になりました。この日のために健康に気を付けてきました。今日の出演者の中で私がいつの間にか一番年上になりましたね。入った時は一番若かったんですけどね」と語り、その後〝老い〟をテーマにした新作落語「友よ」を披露した。
上方落語協会の笑福亭仁智会長は、明日からの公演に出演する若手落語家たちを労ったあと「先輩たちがお元気なんで…。もうちょっと待ってね」と言い、続けて口上に出演した面々の言葉に対し「ライバル心があるような気がしますんで、本番がとっても楽しみ」と期待をよせた。
口上出席者の中で最年長でありながら、噺家歴が一番短いのは月亭方正(58)。ライバルを聞かれると「自分です。ライバルはいないです」と言い、自分が納得する良い落語を披露したいと意気込んだ。
1994年に米朝一門に入門した桂米紫は「ライバルは(桂)吉弥」と名指ししたが、吉弥は「この中にライバルはいない」と言い、亡くなった桂米朝、桂枝雀、師匠の桂吉朝がライバルだと話した。
笑福亭鶴瓶の弟子・笑福亭鉄瓶は、兄弟弟子の由瓶をライバル視していると明かし、公演を見比べたお客様に「『お、鉄瓶の方がいいやん』と言われたらうれしいなって気持ちはあります」とぶっちゃけ。それを横で聞いた三喬も賛同し「この方(由瓶)がホームラン打った時よくみてるんですよ。ライバルは由瓶さんです」と声を合わせた。
滝のような汗をかいた由瓶は「それはうれしい」と照れ笑いを浮かべていた。












