歌舞伎役者の片岡愛之助と市川笑三郎、市川中車らが1日、舞台「流白浪燦星 碧翠の麗城」(2~26日=京都・南座)の取材会に出席した。
同公演は、歌舞伎版「ルパン三世」第2弾。物語の舞台は封建時代。諏訪の太守、春宮家の息女・瀬織姫(中村米吉)は父の死により、お家存続のため執権の弾正(坂東彌十郎)と無理やり結婚させられることに。そこへ流白浪燦星(愛之助)がやってきて2人は出会う。流白浪と自由を夢見る瀬織姫、次元(笑三郎)、五ェ門(愛之助)、不二子(市川笑也)が大敵の弾正と宝を争い、銭形(市川中車)がそれを追う。宙乗りや早替りなど、歌舞伎ならではのスペクタクルな演出も見どころだ。
歌舞伎ファンはもちろん、アニメ「ルパン三世」のファンの方にも見に来てほしいとアピールした愛之助は「お姫様、瀬織姫がどういうふうにひとり立ちしていくのか。私たち流白浪一味がさまざまなことを起こす様を楽しんでいただければと思います」と語った。
アニメ・ルパンの中で好きなキャラを聞かれると「僕は、マモーちゃん(映画「ルパン三世 ルパンVS複製人間」の悪役)が大好きですね」と笑った。
昨年上演された第1弾のキャスティング時を振り返った笑三郎は「おそらく石川五右衛門ぐらいだろうなと思っていたら、想像もしていなかった次元大介だったので、すごく驚いた」と当時の心境を明かした。
公演が始まるとさらに驚いたという。「客席に私の次元大介の写真がずらーっと並んでるとか、うちわを持って来てくださる方とか。コスプレっていうんですか、ルパン三世もいましたし、次元大介もいました」とし、貴重な体験だったと言い、今回も次元役を務めると報告した。
その次元大介が好きだという中車は「次元は原作ではほぼ帽子と髪の毛で顔が見えないんですが、顔が見えるんだったら多分、笑三郎さんみたいな顔をしてるんじゃないかと思うんです」と推察し、笑三郎が演じる次元を南座に見に来る意義があると熱弁し、太鼓判を押した。












