21日のNHK連続テレビ小説「風、薫る」第105回で、ダブル主人公のりん(見上愛)と直美(上坂樹里)の看護婦養成所仲間・多江(生田絵梨花)が久々に姿を見せ、近況も明らかになった。

 りんへの恋心を実らせたシマケンこと島田(佐野晶哉)が、実家の事情でやむなく別れを告げてから2年。明治27(1894)年、日清戦争が勃発し、りんら看護婦たちにも影響が及ぶ。

 そんなある日、りんと直美らの恵風看護婦会を多江が訪れた。「前線視察に。失礼します」と第一声。貫禄あるたたずまいで、直美に「看護婦取締の多江さん自ら?」と尋ねられると「結婚もせず看護に全てささげてきたんだから、出世ぐらいさせてよ。ねえ、りんさん?」と答えた。当時の同期で直美としのぶ(木越明)は結婚しており、りんはバツイチ。

 看護婦取締になっていた多江。りんが帝都医大付属病院をやめる際、残る多江は「ここで出世して看護婦取締って役職作って、この国の看護のトップになって、日本のナイチンゲールになる」と誓うように話した(第77回)。まずは最初の目標を有言実行していたことになる。

 多江は「軍都」広島の陸軍の病院に特志看護婦として行くことを伝えに来たのだった。まさにクリミア戦争(1853~56年)下の野戦病院で看護活動に従事したナイチンゲールにつながる道を歩もうとしている。

 X(旧ツイッター)には、「多江さんの詳細ありがとうございます」と感謝の声や「嫌な予感しかしない」と戦争にまつわる不安、さらには「多江さんトレンド入りおめでとう」といった投稿が寄せられた。

 この日、生田は「チコちゃんに叱られる 夏の拡大版SP」、スペシャル時代劇「銭形平次」を含めてNHK3番組に出演。朝ドラ顔見せは〝番宣〟か…。