人気グループ「Kis―My―Ft2」がCDデビュー15周年を迎えた。そんな節目に、デビュー前の横尾渉をボイストレーニングしていたミュージシャン・有待雅彦が、知られざる〝デビュー前夜〟を振り返った。

 有待はSNSで「デビュー15周年なのね」と反応。ネットやLINEで記念告知を頻繁に目にし、地元駅のホームにも大きなポスターが掲出されているという。

「Kis―My―Ft2、頑張ってるんだね」

 そう感慨深げにつづった有待だが、実はキスマイとは意外な縁がある。グループがデビューする前、横尾を個人的にボイストレーニングしていたのだ。

 有待自身は1992年、キーボーディストで作曲家の原一博と出会い「WILD STYLE」を結成。93年4月から94年3月までオンエアされた三菱地所のテレビ企業CMに出演して業界内で注目を集め、95年にEpic/Sony Recordsからメジャーデビュー。カメリアダイヤモンドのテレビCMソング「誰よりも君だけに」などを発表。近年は元BLIZARDのギタリスト・村上孝之と音楽ユニット「AiM(エイム)」を結成し、活動を続けている。

 そんな有待のもとでレッスンを受けていた横尾。当時のKis―My―Ft2は、メンバーが20歳を過ぎてもなかなかデビューできず、焦りを感じていたという。

 ある日、横尾は有待にこんな相談を持ちかけた。

「有待さん、ジャニーさんがローラースケートを履けばデビューさせてくれるって言うんですけど、どう思います?」

 これに有待は「履けー、光GENJIじゃん」と即答した。

 結果はご存じの通りだ。Kis―My―Ft2は2011年8月10日、「Everybody Go」でCDデビュー。ローラースケートを駆使したパフォーマンスは、グループを象徴する武器の一つとなった。

 有待によると、当時は自宅の仕事部屋で横尾をレッスン。終わった後には一緒に食事をし、さまざまな話に花を咲かせていたという。

「あれから15年以上経ったのね」と時の流れに驚きつつ、「渉君、元気かな!? 良い子のままかな!? お歌上手くなったかな」と懐かしんだ。