元HKT48でタレントの田中菜津美が8月10日に26歳の誕生日を迎えた。11歳でHKT48の1期生として芸能界入りし、最年少ながら「ボス」の愛称で人気を集めてから15年。現在は福岡を拠点に活動し、“デイサービス”と話題のバスツアーも人気を呼んでいる。26歳という節目に、HKT48時代の秘話や現在の活動、これからの夢を聞いた。

なつみかんを手にする田中菜津美
なつみかんを手にする田中菜津美

 ――26歳を迎えた心境を教えて

 田中 もう26歳かという感じです。今年はHKT48の15周年で、私も芸能生活15周年になります。卒業後はラジオやテレビなど新しい仕事にも挑戦できて充実しています。

 ――小学5年でHKT48のオーディションを受けた理由は

 田中 AKB48が大好きで、とにかく推しの宮澤佐江さんに会いたかったんです。父に勧められて応募しました。アイドルになりたいというより、無料で会いたかったんです(笑い)。実は応募資格より1歳足りなかったので年齢を詐称して応募しました。まさか受かるとは思わず、合格した時は「ヤバい、どうしよう」と焦りました。

HKT48第1期生(田中は最後列左から2人目、2011年)
HKT48第1期生(田中は最後列左から2人目、2011年)

 ――「ボス」の愛称はどのように生まれたのか

 田中 小学6年生だったので、指原莉乃さんにも普通にタメ口だったんです。「ご飯行こうよ」「ホテル泊まらせてよ」と言って、本当に泊まりに行っていました(笑い)。周りから「最年少なのに一番偉そう」と言われ、「ボス」と呼ばれるようになりました。今思えば、指原さんは何歩も先を見据えて私のキャラクターをつくってくださっていたんだと思います。

 ――「なつみかん」はどのようにして生まれた

 田中「なつみかん」は私が考えました。48グループには「なつみ」が何人もいたので、小さい頃に姉から呼ばれていた愛称を付けました。最初は正直嫌だったんですが(笑い)、今ではこの愛称で本当に良かったと思っています。

 ――HKT48時代、一番仲が良かったメンバーは

 田中 村重杏奈さんです。休みの日は毎日のように遊んでいましたし、何でもない日にブーツを買ってくれるぐらい太っ腹でした。本当にお姉ちゃんみたいな存在です。

 ――現役メンバーで気になる存在はいますか

 田中 今村麻莉愛ちゃんです。小さい頃から知っているので、キャプテンとして頑張っている姿を見ると母親のような気持ちになります。

 ――卒業後も福岡を拠点に活動している

 田中 HKT48を卒業しても福岡で活躍できる道をつくりたいと思ったんです。後輩たちが「福岡でも頑張れる」と思える前例になれたらうれしいですね。HKT48での経験が今の仕事につながっていると感じています。

 ――フリーランスになって変わったことは

 田中 請求書作りからスケジュール管理まで全部自分です。でも、その分、自分への指名で仕事をいただく責任とやりがいを強く感じています。特にラジオは素の自分を出せる場所なので大好きです。

 ――自身も参加するバスツアーも話題になっている

 田中 卒業後はファンの皆さんと距離の近いイベントをやりたくて、自分で企画しています。何度も下見を重ねて準備していて、SNSでは「町内会ですか」「デイサービスですか」とイジられました(笑い)。でもファンの皆さんも一緒に笑ってくださるので、本当に温かい方ばかりです。だからこそ成り立っているイベントだと思います。

バスツアーに参加するのはあたたかいファンばかり(提供写真)
バスツアーに参加するのはあたたかいファンばかり(提供写真)

 ――26歳の目標は

 田中 一つひとつの仕事で求められた以上の結果を出せる1年にしたいです。いつか自分の冠番組を持ってHKT48のメンバーを呼び、恩返しをすることが今の一番大きな夢です。バラエティーでは若槻千夏さんのように、自分の言葉で笑いを生み出せるタレントを目指しています。

なつみかんを「26」に並べた田中菜津美
なつみかんを「26」に並べた田中菜津美