防府競輪FⅠ「創刊60周年 九州スポーツ杯争奪戦」は最終日の9日、12RでS級決勝戦が行われ、栗山和樹(29=岐阜)が3番手から追い込んで勝利。九スポ杯を獲得した。栗山の優勝は5月伊東以来、今年3回目。
気楽に走れる単騎の強みを生かした。最後方で周回を重ねた栗山は、脇本勇希の上昇に付いていかず、中団待機の猿楽楓樹―桑原大志の後位を選択。正攻法の杉浦侑吾を脇本が切った上を猿楽が叩いて主導権。猿楽がかかっていたこともあり、仕掛けたかった2角で動けず、まくり上げた脇本の内で被ってしまったものの、3角で桑原が脇本をけん制した時に再びVロードが生まれ「たまたま展開が向いた」。最後のは桑原に8分の1車輪、踏み勝ってVゴールを駆け抜けた。
今期は最高のスタートを切った。「年末につながったと思う」。昨年に続くヤンググランプリ出場が目標の若武者にとって、この優勝はいい弾みだ。選考期間の9月末まで競走得点は落とせない。今後は地元地区の9月富山GⅡ共同通信社杯で活躍し、ヤングGP→来年3月大垣GⅡウィナーズカップ参戦が思い描くストーリー。その先にはGⅠへの殴り込みと可能性は無限に広がっている。












