俳優の佐藤二朗(57)のハラスメント騒動が波紋を呼んでいる。佐藤はX(旧ツイッター)に品のない投稿をするなどぶっ飛んだキャラクターで知られるが、かねてハラスメントには注意していたという。一連の騒動では周囲の関係者から同情の声も上がっている。
佐藤は1日の文春オンラインや2日の「週刊文春」で、女優の橋本愛(30)に対するハラスメントを報じられ、3日にXで反論した。「偏った記事とは思ってましたが、ここまでとは。ステレオタイプの『か弱い若い女性』と『典型的な昭和のパワハラオヤジ』を完全に創作してる」と指摘。「最大級の『注意』や『警戒』が必要と痛感していた僕が、そんな態度を取れる訳がない」などと主張した。ハラスメントを巡るSNS上の関心は高く、佐藤の3日の投稿は6日夜時点で5655万超表示されて注目を集めている。
フジテレビ系4月期「夫婦別姓刑事」(火曜午後9時、6月23日最終回)でダブル主演した橋本との間でトラブルが発生。橋本には過去のハラスメント被害によるトラウマがあったと聞かされ、当人に対し、トラウマには配慮を示しつつも、女優業を「続けるべきではないのではないか」と疑問視する発言などをした。SNS上では佐藤への批判と同情の賛否両論がある。
佐藤は「夫婦――」の撮影中、橋本に対して「最大級の『注意』や『警戒』」をしていたと主張したが、たしかにかねてハラスメントには配慮していた。爆破予告をする中年男性を怪演した映画「爆弾」(2025年)の撮影終了後のことだ。
映画関係者の話。
「二朗さんは都内の飲食店で仕事先の関係者と酒を飲んでいたところ、『爆弾』で共演した年下俳優を『呼びたくなった』と言い出し、連絡してその場に招きました。ただ、それは参加を強制したのではなく当人の快諾を得ていたし、酔った勢いでウザ絡みすることもなかった。いわゆるアルコールハラスメントは確認されませんでした。二朗さんいわく、『俺は(表で)Xに下品なことも投稿しているからこそ、(裏では)日ごろから周囲に対するハラスメントには気を付けている』そう。それだけに一連の騒動には驚いています」
今年3月の「第49回日本アカデミー賞」では、「爆弾」で最優秀助演男優賞を獲得するなど近年、評価がグングンと高まるのに伴ってその投稿は減った。自他ともに認めるぶっ飛びキャラであり、ハラスメントには気を付けているという。
「ちなみに、その年下俳優らとの飲みでは最終的に二朗さんが酔い潰れました」(前出関係者)
もっとも、ハラスメント行為がなかったとするその酒席と今回の橋本の騒動は別の話。実際に、女優業を「続けるべきではないのではないか」との発言は佐藤の所属事務所も1日の声明で認めており、業界ではこれについては分が悪いとの見方もある。
一連の騒動はフジが主導して動かなければ解決しそうにないが、果たして――。












