ボートレース芦屋のGⅠ「読売新聞社杯全日本王座決定戦開設74周年記念」が15日に開幕する。
「あれはアカンですね」――。西山貴浩(38=福岡)が悔やむのは前節の芦屋GW特選だ。予選4日間を7戦6勝2着1本の快走でトップ通過。5日目前半も4コースまくりで快勝し、準優→優勝戦と逃げ切って準完全Vという青写真を描いていた。
しかし、準優では1M手前でバランスを崩した間に3号艇の羽野直也にまくられて2着。さらに後続艇に不利を与えたとして「準優不良航法」で賞典除外。優勝戦に乗ることもできなかった。
「優勝しなきゃいけないシリーズでしたね。優勝できると思って調子に乗ってしまいました」と猛省する。再び同じ水面が舞台となる今大会で名誉を挽回するつもりだ。
今年はまだ優勝こそないものの3月の蒲郡SGクラシック準V、GⅠ3優出と安定して走りで賞金ランクも5位と2年連続グランプリ出場へ着実に前進している。特にGⅠ3優出は1月芦屋73周年記念、2月からつ九州地区選、2月若松73周年記念と九州での活躍が光る。今節も地元GⅠに加え前節の雪辱を期して乗り込んでくる。
今年の大目標はもちろんグランプリ出場。ただ、その前にひと言、加わっている。「仲谷颯仁と一緒にグランプリに行く」――。デビューから3年3か月でGⅠ初Vを達成するなど早くから非凡な走りを見せていた仲谷に対して西山も早くから「スピードはあいつの方が上。必ずSGを取る選手」と認めている。また調整面でも「颯仁に教えてもらうことも多い」と絶大な信頼を寄せている。だからこそ「一緒にグランプリへ」の思いを募らせている。
「毎節、まず優勝戦に乗ることを目指している。そうすればしっかり賞金を稼ぐことができる」と常に年末の大一番を意識している。今大会も2人揃って優勝に駒を進め、グランプリに向けてしっかり賞金を積み上げる。












