俳優の中山求一郎(33)が14日、東京・新国立劇場で行われた舞台「エンドゲーム」の取材会に出席した。

 同作はノーベル賞作家のサミュエル・ベケットの傑作。約1000人を超えるオーディションを勝ち抜いた中山は今回クロヴ役を演じる。

 マスコミの取材会は初めてだという中山は「新鮮な気持ちですね。昔、記者になりたかったので。父がテレビ局で働いてたりとかして。大学も新聞学科に通っていて、サッカージャーナリストになりたかった」と告白。

 学生劇団に誘ってもらったことがきっかけで俳優の道を志したといい「1回舞台に立ってみたら面白くて。当時、おばあちゃんが初舞台を見に来てくれて『内容はよくわからなかったけど、求ちゃんが良かった』って言ってくれて、それが(俳優を)やっていきたいと思ったきっかけ」と回想した。

 今回の舞台は、小川絵梨子芸術監督によるフルオーディション企画の第8弾。第1弾に挑戦して破れてしまった中山にとっては、リベンジで念願のメインキャスト入りとなった。

 これまでの俳優活動を振り返って、紆余曲折あったという中山は「役者をやめようと思ったことも何回もあった」と胸の内を吐露しつつ「1つ1つの出会いとか、全て無駄じゃなかったなって思います」と笑顔。周囲の役者仲間からも応援の声が続々届いたそうで、中でも自他ともに認める親友・藤原季節からは「喜んでましたね。『おめでとう』って」と祝福されたことも明かした。

 同公演は5月20日~31日(プレビュー公演は5月15日、16日)、新国立劇場 小劇場で上演される。