秋元康氏が描く〝純愛ラブストーリー〟の勝算はいかに――。

 12日に第1話が放送された志尊淳主演の4月期ドラマ「10回切って倒れない木はない」(日曜午後10時30分、日本テレビ系)。本作は秋元氏が企画した完全オリジナル脚本で、日韓をまたいだ波乱万丈な純愛ラブストーリーを描く。

 日本人の両親を亡くし、韓国有数の財閥の養子〝キム・ミンソク〟として育った青木照(志尊)が、養父の急死をきっかけに運命が一転。後継者の座を奪われ、日本に来ても次々に困難な状況に追い込まれてしまう。そんな中、女性医師と出会い、愛を育んでいく。なお、タイトルは韓国のことわざで「どんな困難なことも努力すれば成し遂げられる」ことを意味する。

 注目された第1話では、次々にミンソクがつらい状況に見舞われたほか、子ども食堂を訪れて涙を見せる心和むシーンなども盛り込まれた。ドラマ内で流ちょうな韓国語を披露する志尊の姿もネット上で話題となり、X(旧ツイッター)で、「#日ドラ10回切って」が世界と日本ともにトレンド1位を獲得する快挙を達成。ドラマの公式Xは「X世界・日本トレンド1位 ありがとうございました」と感謝し「TVerで何度でもご覧ください! そして、来週もお楽しみに!」と呼びかけた。

 同ドラマを企画した秋元氏といえば、同じく日テレの日曜ドラマ枠で放送された「あなたの番です」(2019年)で、企画・原案を担当。〝考察ブーム〟を巻き起こし、最終回で平均世帯視聴率19・4%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。「あな番」が新語・流行語大賞にノミネートされるなど社会現象となり、21年12月に公開された劇場版もヒットした。

「もともと乃木坂46やAKB48で数々の恋愛ソングを作ってきました。今年5月で68歳になりますが『あえてラブストーリーで挑戦したい』と、ドラマ界に真っ向勝負を挑んだとか。今後もあっと驚く展開が繰り広げられるでしょうね」(テレビ局関係者)

 あな番放送から7年。ドラマ界に〝波瀾万丈な純愛ブーム〟を起こすことはできるか。