アイドルグループ「WEST.」の神山智洋と声優・宮野真守が3日、大阪市内で行われた「劇団☆新感線『アケチコ!~蒸氣の黒ダイヤ、あるいは狂氣の島~』」(8月20~30日=大阪・フェスティバルホール)の取材会に出席した。

 同作は、主宰・いのうえひでのりが、これまで書き下ろしてきたネタもののエッセンスを作家・福原充則が独自の解釈で取り入れ、生バンドで演奏するRシリーズにスチームパンクの要素を加えた音楽劇だ。

 物語は大正時代。宮野演じるアケチコ五郎と名探偵・新田一耕助役の神山が出会い、人気劇団「黒ダイヤ歌劇団」の出雲坂めい子と菊川民子(石田ニコル)のトップ争いに巻き込まれ、やがて起きる失踪事件から共に怪事件に挑むという。

 新田一について神山は「名前を聞いた時は『あ。なるほど』と思いました。(スタート社の)先輩・堂本剛さんから始まり松本潤くん、亀梨和也くん、山田涼介君、道枝駿佑君、そうそうたるメンバーが受け継いできた、金田一耕助。僕は新田一耕助として、新たに演じさせていただくことになった」と紹介すると笑いが起こった。

 2022年の「神州無頼街」以来、新感線3度目の登場となる宮野は「大好きな劇団員のみなさんとご一緒できるのはうれしい」と満面の笑みをみせた。

 2016年の「Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~」以来、10年振りの凱旋となった神山は「10年前にヴァン!バン!バーン!に出させていただいて、お芝居に対する向き合い方というか、思いがすごく変わった。お芝居って本当に楽しいな。笑ってもらえるのって、こんなにすばらしいことなんだと身を持って体感させていただいた」と感謝。

 自身について「WEST.のメンバーからも『マジメという服を着て歩いている人間』と言われることもあるんですけど、メンバーの重岡(大毅)から『マジメな感じやけど、グループの中で一番〝変〟なん、神ちゃんやから』と言われることも増えてきて、変態な部分も僕にあると思うので、(同作に出演することで)僕の知らない僕に会えるのかな」と期待に胸を膨らませた。