ボートレース下関のプレミアムGⅠ「第22回マスターズチャンピオン」が20日に開幕する。
今シリーズの台風の目になりそうなのが伏兵・橋本久和(50=群馬)だ。
引き当てた20号機は初おろしで大賀広幸(山口)、2節目に佐々木完太(山口)と地元A級が連続して乗り継いできた。地元選手なら大きく調整を外していないはずだけに、これは安心材料になる。
加えて強調できるのは当時の大賀と佐々木の足色だ。大賀は最終日に「今までとは逆の調整をして」これが大当たり。優勝戦は5コースからのまくり差しで約3年半ぶりの優勝。天才肌のハンドルに機力が伴った結果といえる。佐々木も最終的には「出足に伸びもついて、全部の足がいい」と仕上げに成功した。まだエンジン素性を語るのは早いとはいえ、20号機がいい状態にあるのは間違いない。
あとは橋本がどう調整するか。「前検日はいいエンジンの割にもうひとつの動きだった。足併せでは上平(真二)君に伸びられていた」と、手応えはイマイチなようだったが、初戦(8R)は大外6号艇での出走。「マスターズ」といえば通常の記念レースに比べて、コース争いが激しくなる大会だ。つまり、今や絶滅危惧種とも言える〝まくり屋〟の出番が増えるはずで、このシリーズこそ、橋本のようなかつてのカマシ屋が覚醒するチャンスなのだ。大外一気とはいかないまでも、快ダッシュで内寄り勢にプレッシャーをかけ、差し展開を突くレースに期待したい。
「マスターズ」でグリーンジャケット(6号艇)は縁起もいい!












