フジテレビは9日、4月期に大改編を実施すると発表した。その中で特に注目を集めているのがゴールデン帯の新番組「STAR」だ。実に10年ぶりとなるアーティスト本格歌唱による音楽番組で、MCに抜てきされたのは、4月で入社3年目を迎える上垣皓太朗アナウンサー(25)。水面下では何と〝歌手デビュー計画〟まで練られているという――。

 同局は、大改編される説明会の中で、4月期の新番組やリニューアル番組を発表。改編率は全日で24・2%、ゴールデン帯で37・1%、プライム帯で40・6%にも及ぶ大規模なものとなる。

 目玉の一つは、ゴールデン帯として4月16日から始まる音楽番組「STAR」(木曜午後7時、初回は2時間スペシャル)だ。

 同局の看板番組「FNS歌謡祭」の音楽班と、「めざましテレビ」のエンタメチームがタッグを組み、旬のアーティストたちのパフォーマンスと即時性のあるエンタメニュースを一挙に届けるという。そんな局の力を結集させる番組でMCに抜てきされたのが上垣アナだ。

 上垣アナといえば、昨年12月に発表された「好きな男性アナウンサーランキング2025」(オリコン調べ)で5位にランクイン。前年から順位を1つ下げたが、フジの中では最高順位に位置し、入社年から2年連続でTOP5入りする快挙も達成した。

 新人とは思えない落ち着いた風貌から〝癒やしキャラ〟として注目され、的確なアナウンス力も評価は高い。出演する「めざましテレビ」「めざましどようび」で活躍すれば、昨年9月まで放送された「キャラビズジャーナル」では、地上波初レギュラーMCも担当。さらに、今年2月配信のドラマ「上垣妄想人生計画」(FOD)では、俳優として女優の剛力彩芽とダブル主演まで果たした。

 同局を巡っては、いまだ元タレント・中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の問題の影響で売上が激減し、回復は道半ば。また、昨年は人気アナの永島優美、椿原慶子、西岡孝洋、岸本理沙、藤本万梨乃ら続々と退職し、かつての〝アナ王国〟のパワーダウンは否めない。それだけに上垣アナは局内で「希望の星」と言われ、何と〝歌手デビュー計画〟まであるというから驚きだ。

 フジ局員の話。

「音楽好きの上垣アナは、特に昭和歌謡やニューミュージックが大好き。MCを務める『STAR』では、出演アーティストから感じた音楽への思いなどを素直な言葉で伝える予定です。まだ3年目なので、上垣アナの成長ドキュメントと言っていいかもしれない。それだけではありません。すぐではありませんが、上垣アナが今後アーティストとして昭和歌謡を歌うプランも水面下で練られている。あっと驚く大物が楽曲提供の有力候補に挙がっていますよ」

 まったくの絵空事ではない。過去には、日本テレビの元アナウンサー・大神いずみが1993年に「今でも…今なら…」をリリースしたほか、テレビ東京の元アナウンサーだった紺野あさ美と植田萌子が「もえ×こん」名義で2011年に「純情☆ファイター」でデビュー。直近では21年に日テレの佐藤真知子アナが「Starting Point」をリリースしている。

 果たして上垣アナの「STAR」はどんな音楽番組になるのだろうか。