タレントの梅宮アンナ(53)が19日、都内で行われたアデランスのインナーブランド「Rafra Lunica(ラフラ ルニカ)」新商品発表会に出席した。

 Rafra Lunicaは、アデランスがローンチした医療用インナーブランドで、梅宮と共同開発した乳がん患者向けの片胸用と前開きの2種類のブラを共同開発。23日から販売を開始する。

 梅宮は2024年8月、乳がんの一つ「浸潤性小葉がん」を公表。同11月に右胸全摘とリンパ節の摘出手術を受けた。

 白のワンピース姿で登場した梅宮は「この洋服を着ようと思ったのは皆さま見て分かるように、私、右胸に何も入れてないんですね。通常ですと、再建して胸を作ったりとか、パッドを入れたりということが多いんですけど、私の中ではそこまで必要ないかなという思いがありますし、何が何でも胸がなくなったことが悲しいとか、そういうふうに思うんではなくて、それぞれ自由で自分の選択でいいのではないかなという思いがある。なので、今日は特に胸がない状態が分かるようなものをあえて選んできました」と笑顔で明かした。

 共同開発した思いを聞かれると、梅宮は日本には乳がん手術後につける下着がなく、心労に悩んだことから決断。「23センチぐらい切ったので、1年ぐらいは眠れないぐらい痛かった。傷口に下着の生地が当たって痛くて。傷口に当たらないような下着が日本にはなくて、作らなければいけないなと思いました」と振り返った。

 商品のパッケージには「同じ悩みを知る私たちへ このブラは無くした胸ではなく、あなたの勇気と未来を包むためのプレゼント」という梅宮からのメッセージが書かれている。梅宮は「胸をなくしてもそんなに落ち込まないでほしいなと。昔から胸は女性の象徴というものあったかもしれないですけど、手術することになったときに『(胸がなくても)大丈夫だよ』って言ってくれる人が少なくとも私にはいなかった。だから私は『大丈夫だよ』と言いたい」と、込めた思いを明かした。

 また、売り上げについては「一円ももらわない」と、自身に入る分は全額日本対がん協会に寄付すると表明。「お金はいらないので、作りたかった。一人でも多くの人を救いたいのと、がんの治療がもっと進めば」と願った。