俳優の宮沢氷魚(31)がドラマ「夫に間違いありません」(月曜午後10時、カンテレ・フジテレビ系)で好演している。演じるのは、スクープを追うゴシップ誌の記者役だ。このほど行われた取材会&個別取材に応じ、作品に対する意気込みや演技の参考にした俳優、そして受験シーズン真っただ中の学生にメッセージを送った。
ドラマは、主演の松下奈緒演じる朝比聖子のもとからある日突然、夫・一樹(安田顕)が姿を消すところから物語が始まる。1か月後に警察に呼ばれて告げられたのは、夫が川で事故死したというもの。そして聖子は保険金5000万円を受け取ったが、1年後に死んだはずの夫が現れるというサスペンスだ。
ゴシップ誌「週刊リーク」の記者・天童弥生を演じる宮沢は、この事件に違和感を覚え、聖子の過去を調べる。2日には第5話が放送された。
宮沢は「この作品は脚本が本当に面白い。その物語の展開の仕方にキャスト、スタッフ全員が魅了されています」と明かした。スクープを追う記者役は初めて。特に天童は「やり方が荒いというか強引というか。罵声を浴びても向かっていくハートの強さは自分にはない」と話す。
そこで参考にしたのが昨年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で共演した渡辺謙だという。
「言葉一つひとつに重みがあったんです。声のトーンだけではなく、声の圧を意識しました。また、“目力”もそう。天童の寄りのカットでは油断させない演技を心がけましたね」
ドラマ自体は緊張感にみなぎっているが、撮影現場の雰囲気は明るい。特に聖子のママ友・葛原紗春役の桜井ユキには「何でも話せる。他の人には言わないようなことも共有したり。みんなも桜井さんとは話していて、しゃべりやすいんだと思う」。
体調管理にも気を付けている。友人から勧められた「梅肉エキス」を欠かさず摂取し、「たまに朝風呂で体を温めることで体と心をリラックスさせています」。
今回のドラマでサスペンスの面白さに改めて気付かされたという。
「サスペンスは久しぶりでしたが、緊張感もありますし、視聴者をドキドキさせ、目が離せない要素が面白いですよね」
今でこそ俳優の仕事に夢中の宮沢だが、これまでは回り道もあった。
「僕の場合は、何をやりたいのか分からなかったから、今の環境を離れてみようと思い、米国の大学を受けて留学したんです」
そこから興味が出てきたエンターテインメントの世界に飛び込んだ。
「新しいことって勇気がいるんですけど、飛び込んでみた結果、それが自分にとって大きな作品になった経験もたくさんある」とうなずく。
現在、受験シーズン真っただ中。それだけに若い学生にも「みなさんも不安や悩みがあると思いますが、勇気を出して動いてみてもいいんじゃないかな」とエールを送った。
そして自身の今後も「いろいろな言語や文化が入り交じっているグローバル作品に挑戦してみたい」と積極的に飛び込んでいくつもりでいる。













