22日の松嶋菜々子主演ドラマ「おコメの女―国税局資料調査課・雑国室―」第3話で、主人公の国税調査官・米田との因縁が示唆されている経産大臣・鷹羽役の千葉雄大がリアル政治家のような演説を行い、視聴者を驚かせた。
松嶋演じる米田ら「雑国(ザッコク)」こと、東京国税局資料調査課・複雑国税事案処理室の面々が「マルサ」(国税局査察部)も介入しないような脱税事案を次々と摘発していくドラマ。タイトルの「コメ」は、資料調査課の「料」の字にある「こめへん」に由来する。
世襲政治家で若くして経産相となった鷹羽の登場シーンはまだ多くないが、テレビに映る姿を米田がニラむ場面が1話で見られた。3話では、米田の地元新潟での演説を父親(寺尾聰)が聞いており、因縁が深そうなことをうかがわせた。
この鷹羽の演説シーンに、X投稿で「千葉君の演説うまーーい」「千葉雄大氏選挙演説の演技うま過ぎる」「堂々とした演説シーン、ずっと見ていられる」「演説聞きに行きたい~!」と好感が寄せられた。
演説は、鷹羽が「民事党公認」候補の大向井を応援するもの。冒頭で聴衆の多さを指摘し、大向井は「幸せ者」だと持ち上げる。続けて「私の時なんてね、父の支持者ばかりで、まるで授業参観みたいでしたから」と自虐ジョークで笑わせ、つかみに成功した。
まじめに「国政というリング…」と話したすぐ後に「これも父の受け売りなんですけど」と再び自虐ネタで笑わす。ヤジが飛んでも「大丈夫」と冷静に受け止め、「確かにこの青二才が…」と謙虚さを見せ、最後は「必ず父よりデッカイ男になってみせる」と大きく出た。
セリフは脚本家が書いたとはいえ、語尾で繰り返された「でもね」と聴衆の関心を引く言葉や、リアル政治家が使う「〇〇じゃありませんか」と発する声色は本物らしさを感じさせる。声の抑揚や語気の強め方もまた、実際の選挙を思わせるものがあった。
鷹羽は米田とどう絡むのか。ドラマの大きな焦点とみられる。












