ボートレース住之江のSG「第40回グランプリ」が16日に開幕する。ボートレース界の女神・福留光帆(22)が注目するのは重大決意を抱いて参戦する峰竜太(40=佐賀)だ。
【舟は帆まかせ帆は風まかせ】こんにちは、福留光帆です! いよいよ2025年のグランプリが開幕します! 今からドキドキしています。このグランプリの緊迫感、ヒリヒリするような緊張感がすごい好きなんですよ。他のレースでは絶対に味わえない感覚ですよね。
ピットアウトの瞬間からコース争い、スタート、1Mの攻防、道中の駆け引き…。トップレーサーが持っている全ての力を激しくぶつけ合います。どのレースもゴールを駆け抜けるまで一瞬たりとも目が離せません。
私が本格的にボートレースを見るようになってから4回目のグランプリ。まだ舟券を買えない時期からお父さんと一緒にグランプリを見に行っていました。2022年大村大会の白井英治選手。師匠の今村豊さんに黄金のヘルメットをかぶせてあげる姿に感動しました。2023年は住之江で石野貴之選手が地元優勝。ボートの上で立ってファンの声援に応える姿がカッコ良かったな。そして、昨年は推しの毒島誠選手が初制覇。レース前から号泣してしまって、あまり覚えてないのですが、レース後、ピットに戻る前にいろいろな思いを爆発させるような力強いガッツポーズが印象的でした。
今年はどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか。私が注目しているのは峰竜太選手です。「SG第40回グランプリ応援マネージャー」を務めさせていただき、6月から「Road to THE GRAND PRIX スペシャルトークショー」に出演させていただきました。
その最初のゲストが峰選手と定松勇樹選手だったんです。峰選手とは初対面。峰選手が部屋に入った瞬間、空気が変わったのを感じました。峰選手のオーラがすごかったんです。いろいろお仕事をさせていただいて、いろいろな方とお会いしてきましたが、今まで会った人の中では最高のオーラでした。
この時のトークショーやからつボートのYouTube番組でもご一緒させていただいて、お話をする機会もあったのですが、峰選手のイメージも変わりました。もちろんすごく強い選手ということは知っていましたけど、その一方で「チャラチャラしてる」という印象もありました(すいません汗)。
でも、お話をしてみるとチャラチャラしているのは表面的な部分で、その裏ではすごい努力をしていること。強くなるための努力を惜しまず、その部分をあまり表に出さないようにしていることが分かりました。すごくしっかりした考え方、理論を持っていて、それを弟子や後輩に伝える力、言語化する力も素晴らしいんです。
峰選手は2021年のグランプリ優勝戦1号艇で転覆。後続艇も巻き込み大返還となってしまいました。この時の心境、どうやって立ち直ったかも聞かせていただきました。あの時の借りを返さないといけない。住之江のグランプリで優勝戦1号艇で逃げて優勝することでしか借りを返せない。借りを返さない限りはレーサーを辞められない。そんな熱い思いでグランプリに臨みます。
トップレーサー18人が死力を尽くす中で優勝戦1号艇を勝ち取って逃げ切ることは至難の業。でも、峰選手ならできるような気がします。峰選手にはそう思わせてくれる魅力を感じました。
心を揺さぶるグランプリ――。今年も泣いちゃいそうです。













