◇8位 峰竜太(40=佐賀)3年連続11回目

 スーパースターの心の炎が再点火した。火をつけたのは地元ファンだった。「地元のお祭り(唐津くんち)でファンの人たちから〝もう1回頑張ってくれ〟ってめちゃ言われて。それまで優勝していなかったのでね。なんか、そんな声を生で聞けたのがかなり良かった。鼓舞されましたね。自分はファンの声援が力になるタイプ。そこは他の人よりもかなり強いと思う。今思えばあれが一番でかかったですね」と明かす。

 昨年8月のからつお盆シリーズVを最後に優勝から遠ざかっていたが、11月のまるがめ73周年記念で1年3か月ぶりに優勝。「エンジンは出てなかった。やっぱり気持ちなんだと思いました。こんなに気持ちひとつで流れも結果も変わるんだなって思いました」。ファンからもらった勇気をすぐに結果に結びつけることができる実力は健在だ。

 そして、グランプリにはさらに強い覚悟を持って臨む。「3回目のグランプリ優勝は絶対に叶えたいと思っている。3回目が懸かっていた2021年のグランプリは事故をしてみんなに迷惑をかけてしまった。あのままでは絶対に終われないと思っています。ただ勝つだけでなく最後は1号艇を手にして勝つ。それまでレーサー人生は終われないと思っています」。最強レーサーが決意を胸に因縁の舞台に上がる。