ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)に不安がささやかれている。

 井上は27日にサウジアラビアでWBC同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)を対戦。専門メディア「BOXINGNEWS24」のボブ・スミス記者は「安全で低リスクな選択。ピカソは井上にとって脅威ではなく、実力を披露しながら賞金を獲得するのに理想的な相手だ。最近の試合ほどダメージを受けないだろう」と指摘した。

 その一方、同メディアは〝モンスター〟が2025年に4試合目となることを懸念する。同記者は「4試合目となることで井上の顔は明らかな疲労。これほど頻繁に試合をすることで疲労が蓄積していることが見て取れる」とし「5歳以上も老けているように見える。40歳に近い容姿だ。2026年の中谷潤人(M・T)戦を前に燃え尽き症候群に陥るリスクを冒している」と報じた。

 さらに同記者は「井上が来年、中谷戦に臨むとき、すっかり疲れ果てて本来の姿とは程遠い状態であればノックアウトされる可能性もある。中谷戦を前に危険信号となった。ノックアウトは続けていても、その過程でダメージを受けている。1年間にこれだけの試合を詰め込んだことがモンスターに影響を与えている」との見解を示した。

 ただ井上は、同メディアが報じたようにはまったく見えない。ピカソを相手に周囲の懸念を払拭するようなファイトを見せてくれるはずだ。