動画配信世界最大手ネットフリックスは、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの映画事業とストリーミング事業を720億ドル(約11兆1800億円)で買収する超大型案件に合意したことが分かった。英米メディアが5日報じた。
英BBCによると、ネットフリックスはライバルの米巨大メディア企業のコムキャストやパラマウント・スカイダンスを抑え、ワーナーの買収に成功した。
ワーナーは映画「ハリー・ポッター」シリーズやドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」などのフランチャイズや、動画配信サービスのHBO Maxを所有している。
この買収により、エンターテインメント業界に新たな巨大コングロマリットが誕生することになるが、競争当局の承認を得る必要がある。また、全米脚本家組合など映画業界の一部からは、今回の合意は労働者と消費者に悪影響を与えると批判の声が上がっている。
ネットフリックスのテッド・サランドス共同最高経営責任者(CEO)は、ワーナーの番組や映画のライブラリーと、ネットフリックスの「ストレンジャー・シングス」など人気ドラマシリーズを組み合わせることで、「視聴者にさらに多くの作品を提供できることになる」と語った。
今後はHBOを独立した動画配信サービスとして維持するかについて、グレッグ・ピーターズ共同CEOは、HBOブランドが消費者にとって重要であると考えているとしつつも、「視聴者向けにこのサービスをどのようにカスタマイズしていくかについて具体的な内容を検討するには時期尚早」と付け加えた。












