歌舞伎俳優の市川團十郎とダンスアーティストのケント・モリが30日、京都・宮川町歌舞練場の三ツ輪座で行われた新作舞台「KABUKI ARTLIVE Episode.0『THE BUSHIDO―舞志道―』」(12月1日まで)に出演した。

 同公演は、日本の伝統文化と現代アートパフォーマンスが融合した世界に発信する新たなエンターテインメントだ。

 2人が初めて出会ったのは、今年2月の公演「JAPAN THEATER『SEIMEI』」の会見前に通された楽屋だったという。

 モリは「歌舞伎の舞台に神楽振り付けで関わらせていただいて、その時に團十郎さんと歌舞伎にも出会い、そこからのご縁で僕がやりたいことを團十郎さんにお話させていただく機会をいただきました。夢のような舞台〝舞志道〟が実現できました。世界に誇れるコンテンツの初作になりました」と胸を張った。

 モリの第一印象について團十郎は「ケントくんは、自分で海外に行って、いろんなスターと会って少年のような人。そこにグッと引かれた」と共感を示した。それを聞いたモリは「気を緩めたら泣いちゃう」と大喜びだ。

 初めて会った日から、モリのヘアスタイルが不思議でしょうがない團十郎は「地毛なの?」と質問。モリは「黒が地毛。取ったら、この時(バックパネルの團十郎)と同じ髪形してます。(髪が)腰ぐらいまであるんですけど…。これを〝しめ縄スタイル〟って呼んでるんです。すべてのご縁がつながったと思ってるんです」と回答。自由奔放な團十郎にタジタジだった。

 最後に同公演について團十郎は「よちよち歩きだからね。ゆっくりと、そんなに厳しい目で見ずに」と話した。