◇佐野優都(19)徳島支部135期
11日に終了した福岡ルーキーシリーズでは初の予選突破こそ果たせなかったものの10走2着2本3着3本と初参戦となった難水面でも随所に好レースを披露。将来性を感じさせる走りっぷりが光った
「お父さんがボートレースが好きでいろんなボートレース場に連れて行ってもらって小さい頃からレーサーになりたいと思っていました。お父さんも昔は選手志望だったみたいで喜んでくれました」と父の夢も乗せてレーサーへの道を志した。
福岡県・柳川市のボートレーサー養成所では「最初の頃はきついと思っていたけど、ボートが乗れるようになったら楽しくて意外と苦痛はなかったです」と1年間の訓練に耐え、2024年11月26日の鳴門でプロ生活がスタートした。
デビューから約7か月となる7月の江戸川で4コースからまくり差しを決めて通算95走目にして待望の初勝利。勝率もデビューから2・18→3・11と順調に成長を遂げている。自身のこだわりでもある「着を落とさない」ことが要因の一つだ。「道中で着を落とすことが少なくなってきましたね。1Mでも自分のハンドルが切れるようになってきた。まだまだですけど、以前より手応えはつかめてきました」と明かす。
その一方で「スタートが下手くそなので…。質のいい、全速のスタートが行けてない」と反省を口にする。2026年前期は平均コンマ15と安定した数字こそ残したが、さらなるステップアップを目指す。
「師匠はいません。徳島支部の方はみんな優しくて、いろいろ教えてもらってます」と師事する選手は不在。さまざまな先輩レーサーからの教えを吸収している。その中でも「よくお世話になっているのは(田中)駿兵さん。レーサーとしても強いし、自分も付いていきたい」と初のA1昇格も決めた身近な先輩の背中を追いかけ、自身の成長を促している。
「今年中に予選突破がしたい。あとは4、5、6コースでA級になれるように…。外から着が取れる選手になりたいですね」とダッシュ1本での目標を掲げる。「将来はSGの常連になれるように強くなりたい」――。こんな青写真を描く19歳。徳島支部を代表する強豪レーサーになるべく奮走する。












