歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが25日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで出産後初となるワンマンライブ「dreamin dreamin」を開催した。
昨年、第一子を出産したきゃりーは、2023年7月以来となる今回のライブに、我が子が産まれてくるまでに見た“楽しい夢”と“悲しい夢”をテーマに込めた。初めての妊娠で流産を告げられたこと。手術を決めた日に、奇跡的に心臓が動いていたこと。それでもいつ流産してもおかしくない不安を隠しながら、ステージに立ち続けたこと。毎日が祈りのような時間のなか、無事に産まれてきてくれたこと。そんな、毎日がハラハラとドキドキの連続で、感情のジェットコースターのような日々を詰め込んだライブになっている。
約2年3か月ぶりのワンマンライブということもあり、会場には多くのファンが集結。「きゃりー」コールが響き渡る中、ハートが描かれた扉からネグリジェをイメージした衣装のきゃりーが登場。ベッドに向かうと、2006年にリリースされたCAPSULEの楽曲「dreamin dreamin」でライブをスタートさせた。
ライブタイトルにもなっているこの曲は、きゃりーが妊娠中にいつも聴いていて勇気をもらっていた楽曲で、今回、プロデューサーの中田ヤスタカ本人にカバーを直談判し、パフォーマンスが実現。また、ネグリジェ衣装とベッドは、きゃりーのデビュー当初のライブをオマージュしたもので、この演出を懐かしむファンの姿も。さらに、お腹に子供を授かったことで現れた新たな“感情”を具現化した赤いダンサーがステージを盛り上げた。
「こんばんはー、きゃりーぱみゅぱみゅです! 今日はみんな最後まで楽しんでね!」と、満面の笑顔でファンと再会に喜びを見せたきゃりー。代表曲「つけまつける」を歌唱し、「キズナミ」では、ファンたちと一緒に手を上げ、久々のライブとは思えないほどの一体感が生まれていた。
ステージが暗転すると、妊娠したときに生まれた新たな“感情”を具現化したダンサーが再登場。妊娠からの幸せ・不安・悲しさなどを表現した圧巻のダンスパフォーマンスで、会場中の視線を釘付けにした。母となったことでキラキラときらめくエプロンを着用した新衣装のきゃりーが登場。「キャンディーレーサー」で会場の雰囲気を一変させ、「み」「ふりそでーしょん」を続けて披露し、会場の熱気を最高潮へと押し上げた。
出産準備で決まっていたライブを全てキャンセルしたなかで、切迫流産・切迫早産を告げられ、不安な毎日を過ごしていたきゃりー。眠れない不安な夜が続くなか、それでも諦めず、奇跡を手繰り寄せて第一子を出産した。母となり、さらにパワーアップした彼女の今後の活躍が楽しみだ。













