お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹が18日、TOKYO FMのラジオ番組「川島明 そもそもの話」にゲスト出演した。

 飯尾は小学校のころ、野球チームに所属していたという。当時の監督について「絶対ミスを責めないんだよね」と明かした。「ただね、見逃しの三振だけは怒るわけ。だから盗塁失敗しても『良かった』って」。これにはMCの麒麟・川島明が「チャレンジをほめてくれる」と感心していた。

 ただ大会に出場した際、相手チームにどうしても打てない投手がいたという。「その当時で160何センチあって。小学生で。バンバン速いわけ。で、最終打席。オレから(攻撃が)スタートの時に(監督が)『飯尾!』つって来て、『どうしても塁に出てくれ。何やっても塁に出てくれ』。珍しく懇願されて」

 しかし、どうやっても打てず、2球に2ストライクに追い込まれてしまった。そこで「デッドボールかフォアボールしかない」と考えた飯尾は「手元を狂わすしかない。ピッチャーの」と、ある作戦を実行した。「わたくしが考えた作戦が変顔作戦ですね。ピッチャーに対して」。つまり変顔をして投手を笑わせ、コントロールを乱そうという作戦だ。

 するとこの作戦が功を奏し、ボールが2球続いたという。「アゴ突き出すと手元狂うんだなと思って、アゴを突き出す。しゃくれてね」。しかし、これが思わぬ事態に発展した。「(主審が)『ボール』つった瞬間に一塁の審判が『タイム。君!』つって。『ちょっと、マジメにやんなさい!』」。主審からは見えなかったが、一塁塁審には変顔をしてるのが見えたため、注意を受けてしまったのだ。

 塁審から「君、ちょっと顔、あれでしょう? おかしいぞ」と言われ、飯尾は「そうですか? 緊張したのかな」とごまかしたという。そこで次の球は「アゴ突き出すの、ちょっと軽めにしてウインクかなんか」と片目をつぶったが、その瞬間、塁審は「タイム。退場!」と叫んだという。

 飯尾は「その時に初めてダメ出しです、監督から。帰ってきたら。(退場の)理由、聞かされるでしょ? 『彼はこうこうこうです』って。(監督は)『飯尾、振ってほしかった』って。バット振って三振でもいいから」と苦笑していた。