アイドルグループ「AKB48」のメンバーが16日、JR東京駅前の大丸東京店で17日から始まる「AKB48大衣装展―時代を彩った装跡―」(28日まで)のメディア内覧会に参加した。

 同会場での開催は4回目。衣装展のよさを、グループ総監督4代目・倉野尾成美(24)は「メンバーが動いてない状態で、静止状態で衣装を見れるって、しかも間近で見れるっていうのが一番見どころなんじゃないかな」と語る。

 小栗有以(23)は「衣装を見た時にすごく、その(着ていた)メンバーが宿ってる感じがする」と語った。各衣装には、誰が着たのかネームタグが付いているそう。佐藤綺星(あいり=21)は「〝1曲1曲にこんなに衣装があったんだ〟っていう発見があったりとか、見ていてすごく感動する」という。

 毎回見に来ている八木愛月(あづき=20)によると「前回〝目が足りな~い〟ってなったんですけど、今回はそれを上回る着数」。伊藤百花(21)も「衣装の数が多いところに注目して、いっぱい見てほしい」と言う。

 グループ結成20周年とあり、今年は前期・後期で展示を入れ替え、過去最多の400着を展示するそうだ。また、前・後で分け「ファン投票とメンバー投票の(好きな)衣装が見れる」と八木は説明。「〝ファンの方は何の衣装が好きなんだろう〟って、すごいやっぱ気になる」という。

 AKBの衣装を初期から手掛けている茅野しのぶさん(43)は、保管場所について「稼働がすごいあるものは東京近郊というか近くなんですけど、ちょっとやっぱり数が多いので、(他は)ちょっと遠くに離れたところの巨大倉庫みたいな…」と明かす。

 湿度・温度管理をし、誰が行ってもすぐ出せるようデータ管理も徹底。「クリーニング屋さんと提携してるので、皆さんの稼働が終わったらちゃんと洗濯して、次の出番を待ったりっていうふうにしている」。

 総合プロデューサーの秋元康氏(67)が昔から「衣装をコンセプトとして考える上で大事にしてくださってる」といい、AKBの衣装は「財産」として位置づけられている。しかも、保管している衣装は「もうほぼ全部」というから驚き。「ボツになったやつ(衣装)もあったりします。『やっぱりちょっと曲変わります』とかもあったので、昔。なんで、でもそれをリメークして実はできた衣装とかもあったり…」。維持費は相当で、茅野さんは「ホントAKBの上の方には感謝です」としみじみ。

AKB48の衣装を手がけている茅野しのぶさん
AKB48の衣装を手がけている茅野しのぶさん

「将来、博物館のようになる可能性がありますね」と振ると、茅野さんは「ま、それはすごくあったらうれしいですよね。いつか…なんか、秋元さんがお亡くなりになっ…。そういう話あんましちゃダメですよね」と苦笑。「ま、20年と言わずね、もっともっと…。やっぱりAKB48って続けてほしいと思いますし、(OG含め)いつまでも元気でいてほしいし。いつまでも続いてほしいっていうのが卒業生の総意なので、いつかはそういう博物館とかできたらうれしい」と答えた。