ホラー映画「死霊館」の舞台になった恐怖の家が差し押さえられ競売にかけられることになった。米メディア・WPRI12が先日、報じた。
「死霊館(原題:ザ・コンジュアリング)」シリーズで有名になったロードアイランド州の田舎町バーリルビルにある18世紀に建築された家は、競売ウェブサイト「JJマニング・オークション」の「抵当権者による差し押さえ競売」に掲載されている。これは借り手が住宅ローンの支払いを滞納したため、貸し手が不動産を売却する公開販売だ。
競売人は競売物件情報として「この古い農家は、歴史的な心霊現象や怪奇活動で有名になっています。2013年、ワーナー・ブラザースは『死霊館』を公開しました。この作品は、1970年代にペロン一家がこの家で実際に体験した心霊現象をもとにしています」と記した。
ペロン一家が数々の心霊現象を体験したことを受けて、有名な超常現象研究家ウォーレン夫妻が1970年代にこの家を調査。霊視などによる調査で、過去に多くの殺人や事故死、自殺が起きた物件であることが分かり、夫妻が「最も邪悪で恐ろしい事例」として記録した。その記録をもとに映画が製作された。
競売は、ウェブサイトで10月31日に開催される予定で、ハロウィーンの日でもある。世界中の超常現象愛好家を魅了してきた家にふさわしい日程だ。
この家は、2022年に自称霊能者のジャクリーン・ヌニェス氏が150万ドル(約2億2200万円)で購入した。ヌニェス氏は購入後、心霊現象を体験できる宿泊施設として運営した。
しかし、昨年8月にヌニェス氏が「19世紀の同物件の所有者ジョン・アーノルドの霊が、作業員が盗みを働いていると告げた」と主張し、不動産管理人を解雇。この奇妙な解雇は未払い賃金をめぐる法廷闘争を引き起こし、他の元従業員らがヌニェス氏の下で働いていた際に不当な扱いを受けたと告発するようになった。
バーリルビル当局は昨年11月、申請に不正があったこと、施設の安全性に関する懸念、地元警察と衝突があったことを理由に、ヌニェス氏の営業許可を取り消した。
ヌニェス氏は営業許可を失ったにもかかわらず、集客を続け、数百ドル、数千ドルを前払いしたにも関わらず宿泊できなかった観光客は返金を求める事態となった。また、今夏までに住宅ローンの滞納により、家は差し押さえとなった。












