フリーアナウンサーの古舘伊知郎が1日夜、ユーチューブチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」を更新。フジテレビが、港浩一前社長と大多亮元専務に対して起こした巨額訴訟について語った。
元タレント・中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の問題で、フジテレビは先月28日、港氏と大多氏に対して50億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。フジは50億円の根拠について「2025年6月30日までにフジテレビが被った損害額453億3503万6707円の一部として、被告らに連帯して支払いを求めるものです」と説明している。
フジの狙いについて古舘は「50億円という金額をドーンと掲げて、一にも二にもあのドン・日枝体制が長きにわたってつくりあげてきたバブル時代からの『楽しくなければテレビじゃない』の古きフジテレビに完全に別れを告げる。新生フジテレビの船出なんだっていうインパクト戦略」と指摘した。
今回は港前社長、大多元専務への提訴となったが、古舘は「ドン・日枝氏をどうするのかって話がまだくすぶっている」と、今回は訴訟の対象に含まれなかった〝フジテレビのドン〟日枝久氏への対応が問題だと話した。
日枝氏について古舘は、フジテレビの取締役や系列局の役職、さらにフジメディアホールディングスの取締役なども辞任したが、唯一残っているものがあると指摘する。それが「公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団」の代表理事だ。箱根彫刻の森美術館について古舘は「フジサンケイグループのメルクマールと言ってもいい。シンボルですからね」と力説した。
古舘が1980年代、フジで歌番組の司会を務めていたころ、こんなことがあったという。生放送でプロデューサーに対し「司会者にばっかり罪を着せてくると、今度の役員会で箱根彫刻の森美術館に飛ばされるんだからね」と冗談交じりで話したところ、古舘の事務所の社長がフジの役員に呼び出されたという。
古舘は「彫刻の森美術館ってのはウチのシンボルなんだと。飛ばされる、左遷とは何ごとだ! こっぴどく私も社長も怒られて『ごめんなさい』って言った記憶がありますけど、それだけすごいんですよ。彫刻の森…」と話していた。












