ザ・ドリフターズの故仲本工事さん(享年81)の内縁の妻で歌手の三代純歌(みだいじゅんか=57)が「週刊女性」の報道で名誉を傷つけられたとして、発行元の主婦と生活社を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が29日、東京地裁で開かれた。純歌は週刊女性との一連の審理で初めて弁論。和解協議が9月に非公開で行われることになったが、拒否する姿勢を鮮明にした。
純歌は仲本さんが交通事故に遭って病院に搬送された2022年10月18日、ドリフの加藤茶から怒鳴られたなどと週刊女性に報じられた。純歌は法廷でこれについて「全くないです」と否定。当時、病院へ駆けつけた加藤や高木ブーらは「仲本を心配し、終始沈黙していた」と述べた。
週刊女性を含む週刊誌3誌が同時に報じたことを疑問視しつつ、「世間のみんなが(報道を)信じていると思い、生きる気力がなくなった。(周囲から)自殺を止められたこともあった」と言葉を詰まらせながら語った。仕事の減少など、報道の影響力の大きさにも言及し、「ウソのことをたくさん書いて、一人の人を追い込んだ。売れたらそれでいいのか? 人をおとしめていいのか?」と訴えた。
純歌と週刊女性の訴訟は昨年4月の第1回口頭弁論で開始。それ以降、口頭弁論と弁論準備手続を重ねてきた。
来月19日には、和解協議が非公開で行われることになった。口頭弁論終了後、取材に応じた純歌は「和解はするつもりはない。あり得ない。今回のことはあってはいけないこと。謝られて済む問題ではない」と語気を強めた。同時に訴訟を進めている2誌に対しても、和解の意思はないことを明言した。
民事訴訟では口頭弁論や弁論準備手続を複数回実施し、裁判所側から和解を提案される。和解が成立すれば訴訟は終結するが、不調に終われば判決に持ち込まれる。












