瀬戸内を拠点とするアイドルグループ・STU48が23日、広島県・広島県民文化センター多目的ホールで、12thシングル「傷つくことが青春だ」(27日発売)を冠したツアーを開催。同シングルの収録楽曲「生口島の瀬戸田レモンじゃけぇ」「人の隣を走るな」「青空を語り合おう」を初披露した。

 高雄さやかが初の表題曲センターを務める12thシングル表題曲「傷つくことが青春だ」からライブがスタート。工藤理子が「広島、行くぞー!」と叫ぶと、ライブ定番曲「ペダルと車輪と来た道と」やAKB48グループのユニット楽曲をパフォーマンスした。

 1部では、3期生の新井梨杏がステージセンターに立つと「これから初披露させていただく楽曲は、瀬戸内から遠く離れた東京で出会ったふるさとの味、その優しさに背中を押される爽やかな楽曲です」と紹介し、「生口島の瀬戸田レモンじゃけぇ」を初披露。センターに抜てきされた新井は、感想を聞かれると涙を浮かべて「夢にも思ってなかったセンター、本当にうれしいです」と感謝。広島弁が歌詞に登場する楽曲で、歌唱メンバーは全員広島県出身。久留島優果は「いろんな場所でこの楽曲を披露できるように頑張ります!」と意気込んだ。

 2部では、2期生の吉田彩良がセンターを務める「人の隣を走るな」を初披露。吉田は「身近な人と自分を比べてしまうこともあると思うんですけど、そんな時に〝自分の道を信じて頑張ればいい〟と思わせてくれる楽曲」と紹介し、「初めてセンターに選んでいただきました。自分の心の中の目標の一つにしていたのでこの楽曲でかなってうれしい」と感激した。

 広島市の「平和文化アンバサダー」の委嘱を受けているSTU48。新シングルには、被爆80年という節目の年に〝平和への想い〟を込めた楽曲「青空を語り合おう」も収録されるが、この日はメンバー29人全員で初披露した。

 同楽曲は石田千穂、久留島優果、中村舞がトライアングルセンターを務める。石田が「私たちのような戦争を経験していない世代にも平和の尊さを考えてもらえるきっかけになれるよう、平和への願いを込めた楽曲」と紹介すれば、久留島は「青空を未来につないでいきたいという願いと、平和への想いを込めたこの楽曲は、広島を含む瀬戸内を拠点で活動しているSTU48だからこそ届けられる楽曲だと思うので、たくさんの方に届くよう歌い継いでいきたいです」と誓った。