日本テレビの局内で、この夏ひときわ目立つ存在となっているのが櫻井翔だ。主演ドラマ「放送局占拠」の撮影現場と報道番組の打ち合わせを掛け持ちする姿は、まさに「うそだろ…」と言わんばかりの忙しさ。ドラマでは放送局を占拠した犯人たちと対峙する刑事役を熱演しているが、現実でも自らが日テレを〝占拠〟しているかのようだ。

 先月20日には衆院選の開票速報を伝える大型特番「zero選挙2025」でMCを務め、その合間を縫ってドラマ撮影に臨んでいた櫻井。さらに今月15日には、戦後80年の節目に放送される「真相報道 バンキシャ!特別編 〝終末時計〟を早める世界のトップたち」の進行役も担当。わずか数日の間に、報道キャスター、特番MC、そしてドラマ主演俳優という三つの顔を持ち回るスケジュールが組まれていたのだ。

 日テレ関係者は「先月は選挙特番の打ち合わせとドラマ撮影で、局内を慌ただしく行き来していました。選挙特番が終わるやいなや、今度は戦争特番の準備とドラマ撮影。まさに櫻井さんが日テレを〝占拠〟している状態です。この間は櫻井さんのロケを少なめにし、制作サイドも柔軟に対応しています」と語る。

 局内を移動する櫻井の姿は、関係者いわく「一日中どこかしらで顔を合わせる」ほど。打ち合わせと撮影を行き来しながら、常に台本や資料を手にしているという。報道番組では硬派な取材姿勢を貫きつつ、ドラマではアクションシーンや緊迫した芝居にも挑戦している。

「櫻井さんは切り替えが本当に早い。ニュースの打ち合わせからドラマ現場に移動しても、すぐに役のモードに入るんです。長丁場でも集中力が途切れないのは、長年〝生放送〟という緊張感の中で培った経験があるからでしょうね」(同)

 ドラマと報道にてんてこ舞いの櫻井にとって、今夏は印象深いものになりそうだ。