嵐の櫻井翔(43)が主演する「占拠」シリーズ3作目「放送局占拠」(日本テレビ系、土曜午後9時)が12日にスタートした。過去2作はサスペンスながらツッコミどころがあってネットユーザーに愛され、今作も期待されているが、これでシリーズ最後かもしれないとの声が局内で上がっている。その理由は――。

 病院を舞台にした「大病院占拠」(2023年)、空港を舞台にした「新空港占拠」(24年)に続く3作目では、櫻井が演じる武蔵三郎が警視庁刑事部立てこもり犯罪対策班「BCCT」に出向し、みたび占拠事件に巻き込まれる。

 12日放送の初回では「大病院――」で武装集団のリーダーだったtimeleszの菊池風磨も青鬼・大和耕一として登場するなど、盛り上がりを見せた。この回の平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は世帯6・5%、個人3・8%で及第点といっていい。TVerの再生数は100万回を突破した。

 過去2作はツッコミどころがあり、ネットユーザーから〝ネタドラマ〟として愛されたが、「今作でシリーズファイナルになるかも」という声が局内で上がっている。

 制作会社関係者は「櫻井さんは『占拠』シリーズで盛り込まれているアクションシーンを得意としていないといいます。『大病院――』の時からSNS上で〝スピード感がない〟〝緩慢すぎる〟と指摘され、本人もそれは分かっているそう。体力的にもこれ以上のシリーズ化は厳しいようです」と話す。

 タレントとしては肉体派ではない。慶応大卒で日テレ系「news zero」でキャスターを務めており、STARTO ENTERTAINMENTきってのインテリ派だ。

「同じ刑事モノでもアクションシーンがある作品ではなく、推理や人間模様を中心に描いた作品に挑戦したいとの思惑もあるのでしょう」(同)

 これが最後となれば、制作する日テレサイドも悔しいだろう。

「さらなるシリーズ化を見すえ、『映画化も!』との声が局内では上がっていましたが…」(同)

 果たしてどうなるか。