【今週の秘蔵フォト】「国民的美少女」と呼ばれた後藤久美子は1986年、NHK「テレビの国のアリス」で女優デビュー。87年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」では主役・伊達政宗の妻・愛姫の少女時代役で12歳の子役として大人気を集め、全国的な「ゴクミブーム」を巻き起こした。
93年11月10日付東スポにはフジテレビ系ドラマ「もう涙は見せない」に出演中の後藤のインタビューが掲載されている。番組の前にはパリへ旅行し、気分転換のために髪を染めて大人の落ち着きと穏やかさが漂い始めた時期だった。当時19歳だった。
同ドラマでは“悪女”を演じており「普通の女の子の役が多かったけど、そういうのも私、あきちゃった。それに今までは自分の感情を本気で入れて一生懸命やっていたから、逆に役になりきるなんてできなかった。私の先生が“芝居なんておママゴトと一緒なんだ”と言ってたけど、役になりきるとか、のめり込むとかせず、淡々とした感じでやっているんです」と女優哲学を語った。
さらには「もちろん責任感はあります。女子大生役やOL役は似合わないのは分かっているし、この役が来た時はおもしろいなって。母親を見つけて復讐するというより、この女の子は母親に会いたいだけなんです。根本的にはハッピーエンドが好きなんですよ」と役どころを自ら分析した。
後藤はその後、96年に渡仏して第一線からは退いたが、モデルなどの活動は続けながら、2018年には23年ぶりの女優復帰を発表した。日本中を魅了した「国民的美少女」の美しさを保ったまま現在も活動を続けている。 (敬称略)













