【今週の秘蔵フォト】2002年にデビューして“コバエミ”の愛称でテレビ、グラビアで活躍した小林恵美は“お笑いの神様”と呼ばれた故志村けんさんの人気番組「志村けんのバカ殿様」「志村けんのだいじょうぶだぁ」(いずれもフジテレビ系)などで腰元役として脇を固める重要な役どころを務めた。

 青山学院大学卒の才媛で見事なプロポーションながら、志村のギャグに受け答えする役どころを演じて好評を得た。お笑いの才能を志村に見抜かれたのか、舞台演劇「志村魂2」(07年)にも登場し、翌年6月からの「志村魂3」にも抜てきされ全国8都市を回った。08年2月10日付本紙では「志村魂3」出演を控えた小林のインタビューが掲載されている。

「昨年の『志村魂2』が初めてでした。幕が開くとき、信じられないくらい心臓がバクバクして緊張しました。それは千秋楽まで続きました。今は早く去年のカンを取り戻したいと思っています。セリフが飛んだりという失敗はなかったんですが、個人的に反省はありました。セリフは出番10分前ぐらいまで言ってないと不安でしたね」と笑顔を見せた。

 そんな小林を出演者たちは大事に扱ってくれたという。「ダチョウ(倶楽部)さんがムードメーカーになってくれるのですごく雰囲気はいいですよ」と小林は語る。中でも座長の志村はやはり特別な存在だったという。「すごく優しい。大先輩ですから『この子緊張してるな』とか『落ち込んでるな』と察して声をかけてくれるんです。それこそ一番早く劇場に入るぐらいだし、一番気を使ってくれる。すごく真剣に取り組んでますね」と感謝の意を表した。

「今は舞台に限らず何でもやってみたい。『志村魂3』も絶対自分にプラスになると思いますね」と希望に目を輝かせた。興行も大好評を呼び、小林はその後もドラマや舞台で活躍。18年に惜しまれながら芸能界を引退した。