【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。連休を挟んで3週間ぶりの連載となりました。みなさんGWはどこかお出かけされました?
JR東海によると、期間中に東海道新幹線を利用したお客さんは約437万人。1日あたりの平均輸送量は約36万人で、過去2番目に多かったとのことです! 利用したお客さんの多くが、すてきな思い出を作ったことでしょう。
さてそんなニュースに関連して本日は、今大注目のNetflix映画「新幹線大爆破」を紹介します。
同映画は1975年に公開した、高倉健さん主演の同名映画をリブートした一作です。青森駅から東京を目指すはやぶさ60号に爆弾が仕掛けられてしまう。新幹線の時速が100キロを下回ると爆弾が爆発するという極限状態で奮闘する鉄道人と乗客を描くアクションスリラーとなっています。
今作は75年版と骨組み自体は一緒なんですけど、完全にアップグレードされてましたね。これぞ乗り物パニック映画の金字塔だなと感動しました。これ、実はたまたま乗り合わせた人たちが事件に巻き込まれるという密室劇なんです。乗り物という密室で、人々が協力して作戦を遂行・成功する。でも次は失敗…を繰り返すんですね。そして何よりタイムリミットがあるところがポイント。密室でなおかつリミットがあって、そこで追い詰められていく人々の群像劇と犯人捜しが最高に面白い。意外な犯人を突き止めてもなお列車は止まらない。どうなるんだとラストまでドキドキです。
さらに、今作はJR東日本の完全協力で撮影されていてかなりリアルに描かれています。実際に走行する新幹線で撮影するだけでなく、指令室でのドタバタなどもちゃんと作られています。「日本沈没」や「シン・ゴジラ」など、現場を支える司令官や政府らの描写に定評のある樋口真嗣監督の真骨頂を感じました。
たくさんの人々が帰省や旅行を楽しんだGWですが、それもこれも普段から私たちを安心安全に移動させてくれる鉄道会社の方たちの尽力あってこそですよね。鉄道は命を運んでいますから。この機会にぜひ本作を見て、そのありがたさを見つめ直してみてほしいです。












