【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。国民的バンド、サザンオールスターズのアリーナ&ドームツアーが話題ですね。デビューから45年以上ずっと最前線。いまだにドームという大きな会場をいっぱいに埋められるサザンのパワーはすさまじいですね。これからもサザンの音楽を届けてほしいです。

 さて、音楽界で長く愛され続けるサザンに関連し、今週は変わらないキャスト陣と共に20年以上映画界で愛される人気シリーズの最新作「ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今」を紹介します。

 今作は同シリーズ9年ぶりの続編です。4年前に最愛の夫を亡くし、シングルマザーとして2人の子供を育てる主人公・ブリジットが仕事と子育てと新たな恋に奮闘する姿を描きます。

 このシリーズの大きな特徴は、作品の中で実際に時間が経過していくということです。シリーズ第1作「ブリジット・ジョーンズの日記」は2001年の公開。2作目が04年、3作目が16年なのですが、現実での時間経過を利用し主人公ブリジットの恋愛、仕事、結婚、出産、子育て、旦那との別離、新たな出会い…と主人公の人生を追っているんですよね。もちろんキャストは1作目でブリジットを演じたレネー・ゼルウィガーさん含めほとんどが持ち上がりです。人気シリーズの次回作が出るたびに作品内でも人生のステージが進んでいるのは斬新と言えると思います。

 また、同シリーズはロマンティックコメディー、ラブコメのジャンルを変えた一本でもあるんですよ。今までの恋愛映画の主人公は清楚で恋愛に奥手で控えめな性格でした。しかし、この主人公は体形もぽっちゃりで大酒飲みのヘビースモーカー。もみくちゃになりながらも、一生懸命に仕事や恋愛に取り組むという飾らない等身大の姿が01年当時非常に受けたんですね。この作品を機にラブコメのヒロイン像が大きく変わっていった。21世紀の新たなヒロイン像を作った偉大な作品と言えます。

 サザンは今年で48年目。シニア世代のファンからすれば、まさに人生をともに走ってきたと言っても過言ではないでしょう。今作もまた、社会で頑張る女性に常に寄り添ってきました。等身大の主人公が、数年ごとに出る新作で自分と同じように年を取り、今の自分と同じような悩みに裸でぶつかっていく。そんな姿に世の女性たちは背中を押されてきたことでしょう。シリーズ完結、必見の一作です。ぜひご覧ください。