太田プロの実力派お笑いトリオ「青色1号」(カミムラ、榎本淳、仮屋そうめん)と「サルベース」(松山弘樹、折田智久、ともやっぷ)が初のツーマンライブを5月17日、東京・新宿の西新宿ナルゲキで開催する。事務所の若手ホープである2トリオが渾身の新ネタコント10本で競演。公私ともに仲の良い2組だが、後輩のサルベースから普段言えない先輩トリオへの不満があふれ出て――。
ツーマンライブは2トリオによるガチンコ勝負だ。キングオブコントを見据えた新ネタをそれぞれ5本持ち寄り、交互に計10本披露する。合同コントなどは設けない本気の舞台だ。単独を含め、ツーマンライブも初めてのサルベースの3人はどこか緊張気味。松山は「単独をやるんだという気持ちで気合を入れてます。引き締まった心持ちです」と真剣なまなざしで語った。
真剣勝負の舞台だが、もちろん遊び心も忘れない。開演時に観客の心をつかむオープニング映像をともやっぷが制作する。自ら「作ります」と宣言したものの、青色1号が面白がり案が通ると及び腰に。「もう逃げれないじゃん。ウーバーイーツのバイト削んなきゃダメじゃん…」と苦笑。折田いわく「ともやっぷはやると言ってやったためしがない」とのこと。当日は渾身のOP映像にも注目だ。
2組は1年差の先輩後輩の関係。打ち上げや深夜稽古を何度も共にし、公私ともに非常に仲が良いという。先輩である青色1号を「どのテーマでネタを作っても必ず仕上げてくる」「スベることを知らない」と褒めたたえたサルベースの面々だが、もちろん不満もある。「こういう所でしか言えないから」と秘めた思いがこぼれ出した。
なんでも、カミムラのガキ大将っぷりに迷惑しているという。折田が「ネタ中にちょっかい出したりするんですよ」と語り出すと、ともやっぷも「この前は人のネタを邪魔しすぎて、袖から舞台上に出たことあるんです。全然面白くないとこであえて笑ったりもするし!」と思いをぶつけた。
だんだんヒートアップしたともやっぷは榎本に「シンプルにウソつき。これはやばい」とかみつくと、仮屋にも「声が小さい。エピソードトーク中に寝る。芸人としておかしい」と言いたい放題だ。
ところが青色1号は先輩の余裕なのかものともせず。榎本は「悪いところを言う会じゃないよ」と冷静に返答。また、カミムラが「サルベースに言うことはないですね。いじりがいないし」と言い返すと、後輩3人は総立ち。「あるだろー!」とツッコみうろたえていた。
ツーマンライブは2組にとって特別なステージだが、あくまで通過点だ。カミムラは「勝負に行くためのネタを作ります。ここで作ったネタで僕らとサルベースがキングオブコントの決勝で戦ったら胸熱だと思います。ぜひ見に来てほしいです」と力を込めた。
☆あおいろいちごう 太田プロエンタテインメント学院東京校芸人コース6期生の3人からなるトリオ。2017年にカミムラ・榎本のコンビに仮屋が加入しトリオとして活動開始した。22年にABCお笑いグランプリ決勝進出、24年に準優勝を果たした。
☆さるべーす 太田プロエンタテインメント学院東京校芸人コース7期生の3人からなるトリオ。20年に松山・折田のコンビにともやっぷが加入しトリオとして活動を開始した。コントを得意とし、キングオブコントでは4度準々決勝に進出した。漫才にも取り組み24年のM―1グランプリでは準々決勝に駒を進めた。












