NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演している俳優・生田斗真(40)の〝怖すぎる悪役ぶり〟が好評だ。
同ドラマは、18世紀半ばにポップカルチャーの礎を築き、お上に目を付けられても面白さを追求し続け「江戸のメディア王」となった蔦屋重三郎(横浜流星)の生涯を描く。この中で生田は「御三卿」のひとつ一橋徳川家の当主・一橋治済(ひとつばし・はるさだ)を演じている。
生田は第2回(1月12日放送)に、御三卿や老中たちが招かれた宴席で初登場。治済が面で顔を隠して傀儡人形を操るというシーンを演じた。第15回(4月13日放送)では、老中首座の松平武元(石坂浩二)が不審死を遂げるシーンで、不敵な笑みを浮かべつつ、やはり人形を操る治済が映し出された。第16回(4月20日放送)でも、平賀源内(安田顕)の獄中死が蔦重に知らされたタイミングで、治済が「薩摩のイモはうまいのう」と満面の笑みで芋を食べ、不気味さを際立たせるのだった。
ある芸能関係者は「映っているシーンは10秒程度ですが、生田が漂わせる笑顔が逆に視聴者に『怖い』という印象を与える演出になっています」と指摘する。
生田と言えば、旧ジャニーズ事務所在籍時代に、自ら「劇団☆新感線」の門をたたき、俳優の道を切り開いた。その後、演技の才能が開花。2023年に事務所から独立した後でもオファーは絶えない。
「演技の評価は高く、海外進出も視野に入れていると言われているほどの実力の持ち主です」とはある芸能プロ関係者。
22年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では後鳥羽上皇の側近・源仲章を演じたが、あまりの悪役ぶりに視聴者から「怖い」「イライラする」という声が上がるほど独特の存在感を発揮した。
前出の芸能関係者は「腹に一物があるという役柄が生田にぴったりなのかもしれません」と話している。












