がん闘病中の石橋貴明が過去のトラブルを認めて、謝罪した。

 元タレント中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビ問題で、第三者委員会の調査報告書に記された「重要な類似事案」の当事者であることが判明。報告書によると、10年以上前に元編成幹部と女性社員、そして「有力な番組出演者」が会食した際、この番組出演者が女性社員と2人きりになったタイミングで下半身を露出したという。報告書では匿名だったものの、その後、週刊文春が「有力な番組出演者」が石橋であると報じた。

 これに石橋は所属事務所を通じて声明を発表。トラブルについて「10年余り前のことで記憶が曖昧な部分もありますが、記事にあった方々と会食した覚えはあります。そこで起きた詳細については、かなり深酒をしてたためか、覚えていないのが正直なところです」と告白。続けて「私自身の至らなさゆえ、かなり羽目を外してしまったかも知れません。同席された女性の方には、不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っております。叶うのであれば、快復後直接お会いして謝罪させていただきたく思います」とつづった。

 文春報道後、石橋には問題の会食のほか、10年…いや、20年以上前の番組内でのふるまいについても批判が寄せられている。コンプライアンスが厳しい現代社会ならともかく、20年前までさかのぼられて追及されては「たまらない」と同情するテレビマンも多く存在する。

 とんねるずと言えば、「楽しくなければテレビじゃない」と謳った時代のフジの象徴。1980年代の「夕やけニャンニャン」を皮切りに、「ねるとん紅鯨団」「とんねるずのみなさんのおかげです」「とんねるずのみなさんのおかげでした」などヒット作は枚挙にいとまがない。辞任した港浩一前社長は「夕やけニャンニャン」のディレクターで、とんねるずと親密なことで知られる。

 その象徴だった石橋が今回〝処分〟されるに至った。経営陣を刷新し、旧時代からの脱却を目指すフジにとってはアピールになった面もあるかもしれない。

 しかし、お笑い界からは「功労者もバッサリ切る今のフジは怖い」「どこで誰が見ているかわからない」「やらかしたら終わり」と戦々恐々とする声も聞かれる。

 とある中堅芸人は「もともとフジのバラエティー班は〝上から目線〟。6次まで番組オーディションやっといて、理由も言わずに落とされたり。一時的に(番組に)使われても、飽きたら一切呼ばれなくなる。〝使ってやってる感〟がすごかった」と明かす。

 芸人たちもソッポを向き始めている――。