16日放送のTBS「ひるおび」では、2023年に亡くなった八代亜紀さん(享年73)の“ヌード写真問題”を取り上げた。

 これは来週発売予定の八代さんの追悼アルバム「忘れないでね」の特典として、50年ほど前に取られたフルヌード写真2枚が付けられていることが明らかになり、物議をかもしている。

 問題のフルヌード写真50年ほど前に同棲相手によって撮影された。いわばプライベート写真でネット上では「死者を冒涜するものだ」「リベンジポルノではないか」と批判の声が殺到。発売を差し止めるべき、との意見が出ている。生前の八代さんの所属事務所も「刑事・民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めている」と抗議する姿勢を示している。

 この問題について、弁護士の河西邦剛氏は「まず、発売の差し止めはハードルが高い。表現の自由ということに関わるので、裁判所は情報が流通することを止めるということには消極的なんです」と解説した。

 また名誉毀損などで刑事・民事で争うことについても「難しいと思う。刑事での名誉毀損は虚偽でなければ罰しない、というのが原則。今回は写真がある。民事に関しても本人ではなく遺族の感情を害した、ということで争うのは難しい」という見解を示した。

 さらにリベンジポルノではないか…という見方にも「50年の写真について、八代さんが第三者に見られるつもりはなかった、ということを立証するのは難しい」とした上で「死亡した方のプライベートをどう守るのか、法の整備がする必要がある」と、今後の課題を指摘している。