ボートレース宮島のGⅠ「宮島チャンピオンカップ開設71周年記念」が3日に開幕。当地専属・宮崎経督記者がV候補として指名したのはGⅠ初優勝を狙う地元の大上卓人(34=広島)だ。

【つねちゃんの浅酌〝艇〟唱】今回は地元の大上卓人選手をいつも通り私なりにご紹介しましょう♪

 2011年11月デビューの109期生。翌年の1月には初勝利の水神祭も達成。地元の先輩である山口剛選手と西野翔太選手に師事を受けて着実に力をつけ、A1級に上がってからここまで8年間で一度も級を落とすことなく安定した活躍を見せています。

 デビュー戦から水神祭、初優出に初優勝まで全てを地元水面で飾った宮島の勝利の女神に愛された申し子。それ故に期待値も大きく、まだか…まだか…、とファンがお預けを食らっているのが大上選手のGⅠタイトル奪取です。GⅠは2017年の蒲郡ヤングダービーで初優出を果たし、ここまで9回の優出を経験も、あと一歩が届かず悔し涙をのんできました。

 ただ、これはあくまで私的見解ですが近況はこれまでと明らかに雰囲気が違うように思えるんです。昨年は9月のびわこGⅠ・72周年から12月の福岡GⅠ・71周年までグレード戦を8節連続で出場。過去にないほど記念戦を連続で経験してきた影響か、正月戦で会った時には機の仕上げ方が非常に早く、山口剛選手と最終日に足併せをしていた際には山口選手のお株を奪うような出足の鋭い瞬発力を見せつけていました。

 今回の前検も「元の形に戻せるぐらいピッタリのゲージもあったし、エンジンは良さそうなのでやりたい形も試してみたい」と最後の最後まで時間をかけて入念にペラ調整を行い、帰り際には「おおうえ~早く帰るぞ~!」と先輩レーサーから温かい洗礼も受けるほどでした(笑い)。

 万感の思いを込めて走る今回のGⅠ宮島チャンピオンカップ。悲願達成への準備は万全。まさにオールドプロレスファンなら誰もが知る名セリフ「時は来た! それだけだ」。宮島の神に愛された大上選手が〝破壊王〟となってタイトル奪取する瞬間に期待しちゃいましょう!