元タレント・中居正広氏の女性Aさんとのトラブルを巡り、フジテレビの社員関与を報じられた問題で、フジと親会社のフジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会(委員長・竹内朗弁護士)が31日、調査報告書を公表し、記者会見を開いた。
報告書では、2023年6月2日に中居氏から性被害を受けた当時フジのアナウンサーだったAさんは、23年7月末に「心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。Aさんは23年9月下旬に退院し、服薬・通院しながら自宅療養を続け、同年10月からのアナウンサー業務復帰を目指したという。
しかし、業務復帰のめどが立たない状況となり、同10月の改編期に、いったんレギュラーを交代(降板)することとなった。すべての番組からの降板はAさんの復帰意欲を低下させる恐れがあるとし、Aの上司で、女性管理職のアナウンサーF氏に相談はアナウンサー室長のE氏や制作サイドと協議して、Aさんの「戻る場所」として、番組レギュラーを残すことを決定。番組の公式ホームページ上も出演者として名前を残した。
F氏は決定の前の同年9月下旬から10月上旬にかけて複数回にわたりオンライン会議や電話でAさんに説明。その際、Aさんはいったんレギュラーを交代(降板)することについて「私から全てを奪うのか」などと激しく泣いて強く訴えたというが、最終的には局の対応方針を受け入れた。
Aさんは番組降板で大きなショックを受け、一方で中居氏がフジテレビの番組に出演続けていることや、フジ社屋に大きなポスターが貼ってある状況に対して、アナウンサーとして番組出演できないことに落胆。降板をきっかけに、Aさんはこのようなフジの環境では、業務復帰は難しいのではないか、と思うようになったとしている。












